高校生の恋愛日記〜出会い②〜
職員室に向かった僕らですが、あまり怒られませんでした。だってSHR(ショートホームルーム)の時間に少し話ししてただけですもん。
けど、僕の〇〇は女子の間で広がってるかなあ
教室に帰ると、ある女子が
「ねえ 元E組だよね。 同じクラスになったからよろしく。ツイッターフォローしてるから知ってたんだあ」
「あ、そいえば、あなたってど変態ね」
やっぱり…………
「まあ、でもよろしくね」
SHRで怒られた僕ですが、その後にはなんと「始業式」というのがあります。みなさんご存知の通り、たかひろくんは僕の後ろの席なので、始業式の時も後ろなのです。
教室の外で出席番号順に並んでいると、同じクラスに、眉毛が一ミリくらいで、ワックスでガンガン固めていて迫力のある巨体の人がいました。そうですね、似てるのは、柔道家の井上康生です。すごく柔らかくいうと、「トトロ」です。
関わりたくないなあと思っていた僕ですが
「あ、こいつかいせい」
たかひろくんのバスケ部仲間だったのです。
「あ、よろしく〜〜」
僕は緊張していない感じで言いましたが、ガチガチに緊張しています
「お前さっき〇〇の話聞いていたけど、三回は少ないな」
「俺は10回」
あ、こいつも馬鹿だ。なんで、類を共を呼ぶといいますが、「性欲は類は友を呼ぶ」のでしょうか?未だに謎です。
体育館に向かっている最中、一年の時の友達、同じバスケ部千葉くんが、
「中村って面白いやつだろ、ちょっとアホだけど」
僕は答えました。
「あほすぎです」と